2008-03-16 土合‐蓬峠‐土樽 ケサ丸沢滑降BCテレマークスキーツアー [07-08 スキーシーズン]
数年前、友人と夏道を歩いて下見をした蓬峠越え。
前年友人は別パーティーと行動達成。
私も別パーティーと、今回行動達成しました。
未明、koolさんと合流すべく、所沢インターに程近いパーキングで待機。荷物を載せ換えます。
久々にミスが発覚・・・。
ストックを忘れちゃいました・・・。
前日、人を乗せる為にすべての荷物を一旦降ろしたために、載せ直すのを忘れてしまいました・・・。
普段このシーズンは載せっぱなし。ついつい・・・。
幸い、予備があるとのことで・・・。
フリッパー(koolさんの愛犬)とランデブーしながら、土合駅着。
早くに付いたので、のんびりと準備をして備えます。
(実は結構緊張。足が揃ったメンバーで遅れるんじゃないかと・・・。)
土合の下り線は地下ホーム。
なんとも変な感じです。
電車に乗り込み、谷川岳の下を抜けて一駅先の土樽へ。
この一駅分を山を越えてわざわざ戻ってくるルートです・・・(^^;
上越国境の電車がトンネルを通過中、車掌さんが改札に通ったのですが、時間切れ。
すなわち、無賃で一駅。おおらかなもんで・・・。
今回も、SuperStinx167 + G3アッセント + CXA
そろそろ太めで軽い板に、足首自由なブーツが欲しくなってます・・・。
さて、土樽駅から歩いて除雪終点。
登山口、9時出発。
ながーいクロカンアプローチ。
順調に尾根の取り付まで詰めて行きます。
途中、カモシカさんが・・・。
どうも衰弱している感じ・・・。
どうすることも出来ません・・・。
と・・・、尾根取り付までに異変。
母子球部分がすれて、靴擦れに・・・。
板を引きずって歩くと余計にすれるので、ここからつぼ足に・・・。
体力的にはここから稜線までなら問題はないが、遅れることは覚悟をしました・・・。
見積もりは最大30分延伸。
問題はここから。
稜線までは何とか付いていったけど、やや下りの箇所はシール付とは言え、スキーに追いつけるはずも無く・・・。昼近くで雪が緩み、つぼ足ではあっちこっちで落とし穴やトラップが・・・。
遅れるのは仕方なし・・・。
だが・・・、トラップに格闘していたら無駄に体力が消費されてきた・・・。
やばい・・・。
蓄積疲労は滑降時にも危険を伴わせるので、板を履き、歩行を楽にして体力温存。
靴擦れは歩行速度が遅くなっても、だましだまし悪化させないようにと言う作戦で・・・。
再び10分強くらい?遅れで、ようやくジャンクションピーク。
見積もり通り、トータルで30分ほどの遅れですね。
昼食を摂るも、風が出て寒い・・・。
出発間際まで薄ダウンを着る・・・・。
厳冬期でもザックに眠っていたのに、今回は出だしが暖かだったからだろうか。体が寒さに反応してる・・・。
でも、降り始めれば暑いのは目に見えているから、脱がないとね・・・。
昼食後、風が寒いので早々に行動開始。
まず、白樺沢方向が望めるところまで移動。協議。
いまいち雪の状況も見通せない。
目の前にあるケサ丸沢はデブリも少なく見える。第一、源頭部が魅惑的過ぎる・・・。
結果、ここを降りることに。
ちょっと上り返して、カメラマン特権。
koolさんを差し置いてドロップ!
の??わ??
緩んでシャーベットが深く、板を横にしすぎると挙動が変わる。
余り快適ではない・・・、が、「ここでは」雪の安定もまずまず・・・。
このまま一気に・・・
いやいや・・・、ちゃんと撮りいい場所で止まらないと・・・。
なかなか満足。
でも、このあとが曲者で・・・。
一段降りる急な斜面。巨大な雪枕が落ちる雪質。
不安は当たってしまう・・・。
ずるずると、気持ちの悪い雪の流れ・・・。
早くはないが、雪崩れる・・・。
先行が斜面を切るたびに雪崩れ続ける。
危なくって最後尾の私は行動待ち。
しかし・・・、そこに悲劇が・・・。
表面の雪が流れたあとは、引っかいた跡のようにガチガチ斜面がギタギタ。
とても滑れたものではない・・・。
降りれば降りたで、みんなして作ったデブリで50cmの壁がいくつも・・・。
ようやく降りてまともに滑れそうな斜面で最後の落ち。
いつの間にかクライミングサポートが上がっていて・・・撃沈・・・。
あとは疲れて滑りはへべれけ。
一部滝の出たところを越えれば、あとはなが~いクロカンでした。
このクロカン、靴擦れを悪化させないように押さえ気味だったのは言うまでも無いが、谷川の岩峰が印象的でした・・・。
前年友人は別パーティーと行動達成。
私も別パーティーと、今回行動達成しました。
未明、koolさんと合流すべく、所沢インターに程近いパーキングで待機。荷物を載せ換えます。
久々にミスが発覚・・・。
ストックを忘れちゃいました・・・。
前日、人を乗せる為にすべての荷物を一旦降ろしたために、載せ直すのを忘れてしまいました・・・。
普段このシーズンは載せっぱなし。ついつい・・・。
幸い、予備があるとのことで・・・。
フリッパー(koolさんの愛犬)とランデブーしながら、土合駅着。
早くに付いたので、のんびりと準備をして備えます。
(実は結構緊張。足が揃ったメンバーで遅れるんじゃないかと・・・。)
土合の下り線は地下ホーム。
なんとも変な感じです。
電車に乗り込み、谷川岳の下を抜けて一駅先の土樽へ。
この一駅分を山を越えてわざわざ戻ってくるルートです・・・(^^;
上越国境の電車がトンネルを通過中、車掌さんが改札に通ったのですが、時間切れ。
すなわち、無賃で一駅。おおらかなもんで・・・。
今回も、SuperStinx167 + G3アッセント + CXA
そろそろ太めで軽い板に、足首自由なブーツが欲しくなってます・・・。
さて、土樽駅から歩いて除雪終点。
登山口、9時出発。
ながーいクロカンアプローチ。
順調に尾根の取り付まで詰めて行きます。
途中、カモシカさんが・・・。
どうも衰弱している感じ・・・。
どうすることも出来ません・・・。
と・・・、尾根取り付までに異変。
母子球部分がすれて、靴擦れに・・・。
板を引きずって歩くと余計にすれるので、ここからつぼ足に・・・。
体力的にはここから稜線までなら問題はないが、遅れることは覚悟をしました・・・。
見積もりは最大30分延伸。
問題はここから。
稜線までは何とか付いていったけど、やや下りの箇所はシール付とは言え、スキーに追いつけるはずも無く・・・。昼近くで雪が緩み、つぼ足ではあっちこっちで落とし穴やトラップが・・・。
遅れるのは仕方なし・・・。
だが・・・、トラップに格闘していたら無駄に体力が消費されてきた・・・。
やばい・・・。
蓄積疲労は滑降時にも危険を伴わせるので、板を履き、歩行を楽にして体力温存。
靴擦れは歩行速度が遅くなっても、だましだまし悪化させないようにと言う作戦で・・・。
再び10分強くらい?遅れで、ようやくジャンクションピーク。
見積もり通り、トータルで30分ほどの遅れですね。
昼食を摂るも、風が出て寒い・・・。
出発間際まで薄ダウンを着る・・・・。
厳冬期でもザックに眠っていたのに、今回は出だしが暖かだったからだろうか。体が寒さに反応してる・・・。
でも、降り始めれば暑いのは目に見えているから、脱がないとね・・・。
昼食後、風が寒いので早々に行動開始。
まず、白樺沢方向が望めるところまで移動。協議。
いまいち雪の状況も見通せない。
目の前にあるケサ丸沢はデブリも少なく見える。第一、源頭部が魅惑的過ぎる・・・。
結果、ここを降りることに。
ちょっと上り返して、カメラマン特権。
koolさんを差し置いてドロップ!
の??わ??
緩んでシャーベットが深く、板を横にしすぎると挙動が変わる。
余り快適ではない・・・、が、「ここでは」雪の安定もまずまず・・・。
このまま一気に・・・
いやいや・・・、ちゃんと撮りいい場所で止まらないと・・・。
なかなか満足。
でも、このあとが曲者で・・・。
一段降りる急な斜面。巨大な雪枕が落ちる雪質。
不安は当たってしまう・・・。
ずるずると、気持ちの悪い雪の流れ・・・。
早くはないが、雪崩れる・・・。
先行が斜面を切るたびに雪崩れ続ける。
危なくって最後尾の私は行動待ち。
しかし・・・、そこに悲劇が・・・。
表面の雪が流れたあとは、引っかいた跡のようにガチガチ斜面がギタギタ。
とても滑れたものではない・・・。
降りれば降りたで、みんなして作ったデブリで50cmの壁がいくつも・・・。
ようやく降りてまともに滑れそうな斜面で最後の落ち。
いつの間にかクライミングサポートが上がっていて・・・撃沈・・・。
あとは疲れて滑りはへべれけ。
一部滝の出たところを越えれば、あとはなが~いクロカンでした。
このクロカン、靴擦れを悪化させないように押さえ気味だったのは言うまでも無いが、谷川の岩峰が印象的でした・・・。
おお、気分爽快!! 遭難しないように、気をつけてくださいよ~~~。
カモシカさん、大丈夫だったかな?
by okko (2008-04-01 11:20)
これってかなり綱渡り的だったってことですよね?
冬山恐るべし。。。
by 宙太郎 (2008-04-01 12:51)
こんにちは。
スキーもスノボも、できる人は無条件で尊敬。
俺は新潟にいたくせに、なにもできません;;;。
by みみちゃん (2008-04-01 18:24)
okkoさん、こんばんは。
天候も暖かすぎ。疲労度もまぁこんなもの。と言う感じで良かったのですが、途中のシャーベット状の雪が流れ落ちるのは気分は余り良いものでは・・・。
無茶はしません。
楽しみに来ているのですから、無理したら楽しくなくなってしまいます。
遭難は自分以外の多くの人に迷惑をかけますからね・・・。
by テレマーカー (2008-04-03 01:18)
宙太郎さん、こんばんは。
綱渡り・・・でもなかったですよ。表層20cmのシャーベットが流れた(雪崩れた)のですが、速度も遅いし、流されても呑まれるほど大規模でも無かったし・・・。
滝もほとんど埋まっていて、スノーブリッジもしっかりしていましたから。
昨シーズンの西黒沢の方がリスキーでしたね・・・。
by テレマーカー (2008-04-03 01:26)
みみちゃんさん、こんばんは。
滑るのは慣れですよ。私は下手ですが・・・(^^;
このルート、往復でもいいかも・・・。
by テレマーカー (2008-04-03 05:28)