SSブログ

2010-03-14 守門・大岳BC [09-10 スキーシーズン]

さて、どこに行こうかなと悩んでいると、コミュの方で「巻機か守門」と言う話が・・・。

話は守門に傾き、日曜日だけ休みなので参加しようか迷う・・・。(距離が結構あるし、今の時期の関越、帰りの渋滞がとんでもないので・・・)

結局、「東洋一の雪庇」観光と「同乗OK!」で参加決定。現金なもので・・・(^^;



相乗りメンバー合流後、練馬ICに4時には乗って、7時頃に守門・大岳の登山道。除雪終了地点に着く。

さて、7時半。総勢7名のメンバーで出発です。



(今回は撮影の仕事が直後に控えているので、デジタル一眼は携行せず。動画よりのキャプチャーで・・・)







しばらくはやや登りの道をひたすら歩きます。
こういう状態はステップが有利!かと思いきや、前日の降雪と下のユルクラストの雪質のせいで、意外と苦戦しています。
私は重い降雪予想をしたので重い板。またLEGENDです。
同じ時期の巻機山で軽量板で行って大誤算やらかしましたので・・・。学習しています。





8時40分。1時間10分で保久礼小屋。
そこそこのペースらしい。





9時頃避難小屋通過。
ここまでで汗ぐっしょり。

ここからペースを半分位に落とし、行動熱量を維持して体温を下げずにアンダーの乾きを待つ速度へ。





9時半頃、森林限界。
ここから雲に突っ込む感じで視界が真っ白になってきた。



前を行く人がおぼろ・・・。

しかし、この視界はまだいい方。この先は2m利かない様な時もあったり・・・。



森林限界を超えた事もあり、風が直接当たる様になってきた。
今までのペースでは体温が下がるので、再びペースアップ。
ただし、奪われる熱と行動熱量をバランスさせ、汗が出ない程度の維持を狙う。





殆ど方角感覚とトレースのみ。コンパス見ながらの計器飛行みたいな状態で、10時10分頃、大岳登頂。
一応天候回復傾向と言う読みなので・・・、待機しようと言う話・・・。

風がともかく抜けているのでそそくさとツェルト出したら笑われた・・・。
風除けするだけで温かいんよ。
きっちり立てる訳じゃないから撤収も1分と掛からないでザックに丸めるだけ。



って、結局誰かしらのツェルトに全員入っているし・・・[モバQ]

実際、一人用のに入っていて中は+3℃。外気温は風もあったから寒いだろうね・・・。





で、昼食摂ったりなんだかんだで2時間弱待機するも、3月14日の男衆にはホワイトアウトデーと言うおまけと言う事か・・・。
東洋一の大雪庇は今回見れず。また観光しに来なくてはと言う結果に。





11時50分。出発準備を済ませ、滑降開始。







少し降りると視界は良くなり、快適な滑降時間。
振り返れば山頂はまだ雲が取れていない。



森林限界から下はぶなのきれいな樹林帯滑降。



しばらく留まりたいが、パーティー行動なので・・・。





最後の大斜面は別働隊に「なっちゃった」せりっちの滑降で締め。







下山途中の林道から山頂方向を見上げると・・・。



微妙だな・・・。
やはり山頂部は最後まで雲が切れない。

大雪庇が出来る事を考えると、思った以上にここの気象条件は厳しいのかもしれない。
たかだか1400mで森林限界が来ちゃうしね・・・。



今度は大雪庇観光と守門岳登頂に来なくては・・・。(今回は大岳まで・・・)







さて、今回の動画はゴーグルに固定したので前回よりはいい筈。
ただ、意外と首を振るのが早かったり、目線だけ動かしたりするので気を使うのだなぁと。
それと、滑降中って目線が上(前)見て、頭が前傾しているのですね・・・。
滑降時の位置調整は必要か・・・。


では、酔わないで下さいね・・・。






コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 4

がぁこ

山のお天気はほんとに運ですね~
晴天だと思ってても急に吹雪いたりするし(-ω-;)
視界が真っ白な中で滑降してるみなさん、すごいです@@
ワタシならぜーったいに無理(笑)
雪がついて凍った樹林はお花が咲いてるようで綺麗ですねぇ(^-^*)
by がぁこ (2010-03-20 10:52) 

テレマーカー

>がぁこさん
山の天気は結構行ってみないと判らない事が多いですね。その時の気流の関係でそこだけ雲が抜けなかったり、逆にスポッと晴れエリアだったりするので、大まかには予測してもなかなか難しい面もありますね。
この位の視界(20m位?)があれば、普通に滑る事は出来ます。(あまり楽しくはありませんが・・・。)ただ、見失ったりパーティーが割れてしまうのが怖いんですよね。
雪が木に張り付いた景色は綺麗ですよ~。特に、青空バックなんて最高です。
何度見ても見飽きません。
こういう時があるので、一眼を持って上がりたいんですけどねぇ・・・。今回は残念・・・。
by テレマーカー (2010-03-22 00:54) 

U3

やはり大勢で出掛けないと冬山は怖いですね。
by U3 (2010-03-26 09:54) 

テレマーカー

>U3さん
ところが、大勢というのも落とし穴があります。足並みを揃えるのが難しくなるのと、かえって行動時間が遅くなる事、パーティ割れの可能性、単独よりも行動領域が広くなる、単独よりも気が緩みやすい、です。
今回くらいの人数がメンバー同士、お互いの目線が行き届く人数だと思います。
3人位が最もスピーディなパーティ人数だと思いますが、セルフレスキュー能力とのバランスでは5名以上10名以下でしょう。
大勢のメリットも多いのですが、大勢ゆえの怖さもありますので、私はどっちが安全とも言えません。
単独よりは緊急連絡下山要員が居る程度でしかないと思います。
もちろん、それはかなり重要な事ではありますが・・・。
by テレマーカー (2010-03-27 01:35) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。