浅草岳テレマークスキーツアー [05-06 スキーシーズン]
4月30日日曜日に、中越にある浅草岳と言う山へテレマークスキーにて登山して来た。
今回はその概略。
除雪の終点近く、「ムジナ沢」から入って、右岸側の尾根に取り付くルートを取ってみたが、所々雪が切れている。尾根上の雪も切れていたため、やむなく「ムジナ沢」を詰める事にした。
しかし、気温が高い。熱バテ気味で上がる。
所々雪渓を渡り、場所によりブロックに気を付けながら約3時間ほどで滝の下に着き、空腹のため早めの昼食。
滝を高巻いた後、ここから本道の尾根に上がる。ここは大斜面が広がっていた。
濡れたシールで重くなって来た足を懸命に前に出して、ようやく前岳。稜線に出て、風が丁度いい。
雪庇を慎重に通過して(振り返って見たら、クラックが入っていてけっこうショッパイ場所だった)、頂上直下に到着。再びエネルギーチャージ・大休止。取り付きで少々ルートに手間取ったためか、出発から4時間。ここから山頂は5分と掛からない。
ここでようやく人に会った。静かな登りだった。
休んでいると・・・?ゴーガラガラ・・ズドドド・・ン・・・どこか近くでかなり大きな雪崩が在ったようだ。今日は気温が高い。昼までになんとか沢を抜けて良かった。(小規模のは結構頻繁・・・)
出発。程なく頂上に上がり、北の尾根に下る。驚いたのは本当にだだっ広い斜面。・・・と言うより雪原か。
尾根を進み、尾根末端から西に進路を変えるのだが、ここが思った以上に斜度が無い。末端までの半分以上は平行移動。今回、細板革靴で正解であったが、もう1ランク下の靴だったらもう少し楽だったか・・。プラ&ワイドだったら・・歩きが大変だろう。
尾根末端から雪のつながっている沢を下り、ルートファインデングが難しい樹間滑降。沢沿いの林道に出て、再びクロカンセクションで出発点まで戻った。
下りが約2時間。滑降が出来た距離が短かったため、時間が掛かった。
しかしこの下りでも人に会わず、小鳥のさえずりを聞きながら熊に注意した、とても静かでのどかなツアーであった。
さて、写真を含めて、改めてアップします。(デジカメを以前のツアーで紛失。多分雪に埋まっています。今回は「写るんです」。早くデジカメ買おう・・)
今回使用板「フィッシャー・GTS/Super 180」