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「テレマークスキー」って?なに? [05-06 スキーシーズン]

このページに出て来る「テレマークスキー」って?って、最初に紹介して置くべきだったかな?

テレマーク姿勢って、ジャンプの着地の時の実況でおなじみだと思うけど、足先に前後差を付けた、あの姿勢。
テレマークスキーはあの姿勢でターンをするのだ。

なぜかって?

それはジャンプの道具もそうだけど、かかとが固定されて居ないから。
かかとが固定されて居ない状況で一番安定する姿勢として、テレマークと言う姿勢をする。



「じゃあ「テレマーク」って何よ?」

平たく言うと、ノルウェーの地方名なのだ。
長くなるので詳細は省くが、当時のスキーはかかとが固定されて居なかった。そう言った道具で滑ろうとする時に、この姿勢による滑降技術が発祥した地の名、「テレマーク(テレマルク)地方」をとって、テレマークという名がつけられたのだ。

テレマークスキーって、実は最古のスキーイングスタイルでもある。

それが史後、スイス・アルプス地方に渡り、急な山岳を滑降するのに適した発明をする。
かかとの固定だ。
これが「アルペン」の発祥。

テレマークは「ノルデック」(実はこれも地方名)と言われる部類だが、スキーの源流だけあって、全ての競技を一つで出来る、面白い道具でもある。

「滑降・歩き・登り・走り・ジャンプ」する、これが全て含まれたクラッシックレースなんかもご当地ノルウェーでは行われている。
別にレースで無くても、実際に歩けて滑れる、実に実用的な面白いスキーなのだ。

友人の滑降シーン


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共通テーマ:スポーツ

冬の風景 [写真]

これがそのテレマークスキーを使って撮って来た写真の一枚。

2006年2月、長野にて。

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