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2011-08-30 富士山 御殿場口 [アウトドア全般(登山含)]

御殿場口から富士山へ行ってきました。
富士山は8回目。夏富士は初めてです。
過去、富士吉田口、富士宮口、双方から冬季および残雪期には登頂。
須走口は途中敗退で登頂出来ていませんが、果たしてどうなるでしょうか・・・。
提案者はがっつり熊倉山から一緒のスタッフさんです・・・。



御殿場口データ: 登山開始地点となる駐車場。スタートの新五合目は他の登山口とは異なり、最も標高が低い1440mとなる。
富士宮口が2380m。須走口が1970m。富士吉田口が2240m。

登頂までの標高差、2336mと、唯一登高標高が2000mを超える。





そんな訳で、前日の19時に新五合目に入って、起床が午前の一時予定で仮眠に入る。





2時出発の予定がやや遅れ、2時38分出発。
当然周囲は暗く、ヘッドランプ着装。

実はヘッデン使用の登山はこれまで長くやってきていて初めてです。
下山が遅れる事もなく、積極的に夜間に登る事はありませんでした。
まぁ、日の出を撮るにしてもテント場付近でしたし・・・。



暗い中、出発です。

御殿場口新五合目



今回の新相棒は、SIRIOのライトウェイト・ハイカットシューズ、40-GTX。
星が降りそうなほどの中、ヘッドランプの明かりを頼りに進みます。
新月で月明かりがないので星の観察には最適。
月明かりがあればヘッドランプも必要がないくらいでしょうね。



御殿場口は山小屋が少なく、富士宮口のように休憩目標を小屋に設定できないので、時間間隔で休憩を摂る、ペース配分と管理が重要になる。





行動開始から一時間後とに休憩を挟み、二時間後、朝焼けが始まる。

朝焼け



朝焼け



見とれつつ登っていくと、いよいよ日の出。

日の出



日の出



富士山がようやく写真に写る明るさになったが・・・、遠い・・・。

富士山





ようやく1000m近くあがって、富士宮口5合目と同じ標高に到達・・・。なんだかなぁ・・・。





7時47分。御殿場口6合目到達。2830m。
えっと・・・、ここまでで1400mの上昇。

六合目





しばらく行ってようやく3000m標識。8時41分。
残り、東京タワー、たかだか二基分の高さ・・・(^^;

3000m



本日は本当に天気がいい。
丹沢山系や相模湾。江ノ島まで見えるし、伊豆半島も西伊豆の海岸は全望出来る。
駿河湾もどこまで見えているのか・・・。



赤岩8合、3300m到達が9時53分。

赤岩8合、3300m



残り、東京タワー一基とちょっと。
けれど、ここからなんだよね・・・。富士山は・・・。

赤岩8合





ぐぐっと踏ん張って、12時10分。ようやく御殿場口のお鉢へ到達!

御殿場口のお鉢



回り込んで、富士宮口のお鉢へ。

ここからは旧富士山レーダー。気象観測所が見えます。

旧富士山レーダー

夏の、雪のない時期にここを見るのは初めてで、かなり岩が出ているのが判ります。

富士山レーダー



昼食を摂り、十分に休息。風が冷たくて体が冷えるのには要注意でした。

しかし、人が多いな・・・。





休憩後、最後の尾根に向かい、取り付けから見た景色は西伊豆と駿河湾がきれいでした。

西伊豆と駿河湾





12時55分。登頂。

富士山頂標識



本当の最高点はこちらで、知っている人のお賽銭が沢山・・・。

最高地





ちょっと重要な話を日本一の高さのところでいたしまして、お鉢めぐり。

さすがに富士吉田口は一番賑わっていましたねぇ・・・。
一番人出の多いお盆の何分の一かでしょうけれど、お盆では動くのが面倒になるくらいなんでしょうねぇ・・・。





終日、良く見えた山中湖。

山中湖



雲の流れが美しかった。

雲の流れ



思わず見とれる景色・・・。

見とれる景色



彼女も見とれてます♪

見とれる景色







さて、いろんな人間模様を見た富士山も降りへ、14時45分。

七合目まで下って、いよいよ大砂走、下山路へ。



大砂走、下山路

楽しい・・・。楽しすぎる・・・。
テレマークスキーのようにストックワークとジャンプでかっ跳んでいたら、外人さんには笑顔で返され、彼女が上で取り残されてしまった・・・(^^;
楽しみすぎです・・・。



そんなにはしゃがなくても新五合目の直前まで延々続くので、怪我の無いように・・・。

ここでも人間模様(外人さん)に彼女と大爆笑・・・。いやぁ、いろんな意味で今回も楽しい。

この大砂走、特に宝永噴火口(富士宮口分岐)との分岐の後のほうがより楽しいです。
重いパウダーのようで、スキー、特にテレマーカーはかっ飛ぶのでは・・・?

大砂走、下山路







さて、下山時刻は18時15分。
下山もヘッドランプ点灯は避けられました。

後は(怪しい)温泉に入り汗を流し、富士五湖周遊道路―中央道―圏央道で、途中寝落ちしたものの帰宅。

充実の富士山でした。



カシミールより、トラック・ログと時間×標高グラフ。

富士山 御殿場口 トラック・ログ



富士山 御殿場口 時間×標高グラフ





Google Map を利用したトラックデータ


コメント(11)  トラックバック(0) 
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コメント 11

市丸

重要な話って、もしかして!もしかして!?♡♡♡
by 市丸 (2011-09-06 18:24) 

HOKUTEN

>市丸さん
やはりそこに反応しましたか~(^^
さらっと書いたのですけどね。まぁ、呼称を変えているのでね。
もしかしての内容は内緒です♪
by HOKUTEN (2011-09-07 07:55) 

okko

山登りの醍醐味は、頂上から見える下界の景色を目の当たりにしたとき。
それにしても、テレビでしかみないけど、シーズンは混雑してますねぇ。
重要な話ですか、ハテサテ???
by okko (2011-09-07 15:06) 

HOKUTEN

>okkoさん
普通の山はそうなんですが、富士山はちょっと違うかな。
途中は景色を見るのもいいのですが、山頂標識付近から雰囲気が変わりますね。ここだけは特別です。
最盛期の混雑は…、行きたくはないです…。
重要な話と言うか…、まぁ、あはは(^^;
by HOKUTEN (2011-09-08 08:38) 

きまじめさん

本当の最高点,先日テレビでみるまで知りませんでした。
ぎりぎり崖のきわなのですね。
日本の一番高いところでの重要な話、
市丸さんと同じ事が頭に浮かびました *^_^*
by きまじめさん (2011-09-08 22:04) 

sakamono

起床が午前1時ですか。富士山頂へ登頂するのは、やっぱりタイヘンなんですね。
それにしても、どれもこれも素晴しく美しい風景ばかりです。写真だけでも爽快です。
みなさん同じコトを突っ込んでいるので、そこは置いておきます^^;。
by sakamono (2011-09-09 22:42) 

HOKUTEN

>きまじめさん
そうなんです。本当はねって言う話。
けど、まぁあんな場所では標識は立てられませんからね。
重要な話は・・・。思っている以上かもしれませんよ?


>sakamonさん
富士登山。日中に上がる予定であれば富士宮口なら7時に出れば十分です。御殿場口は最もロングルートで、この時間に起きなければ昼に登頂するのに間に合いません…。
しかし、今回のこの天気は今まで8度行っている中で、最もいい条件でした。
まぁ、置いといてください(^^;
by HOKUTEN (2011-09-11 00:39) 

U3

体力があるうちに富士山に登っていればよかった。
by U3 (2011-09-11 18:40) 

HOKUTEN

>U3さん
そうですね…。体力的な部分は意識をしておいて、やれるうちに出来るものを優先したいと思います。
by HOKUTEN (2011-09-13 19:55) 

袋田の住職

今年ツアー添乗で8回富士山に登山した姪とも話したんですが、
夜中に登るより、昼間に登った方が、よいと思っていましたが、
この記事をみて確信しました。
素晴らしい景色が堪能できますね。
プロフィールマップも富士山の形ですね。
by 袋田の住職 (2011-10-03 20:39) 

HOKUTEN

>袋田の住職さん
はるか上にお鉢が見えて居たり、いつまでも5合目が遠ざからないのが見えたりする分、昼も結構辛いですけれどね…。
それでも、ヘッドランプの登山は周囲の状況が見れない分結構精神的にも疲れますから、日のあるうちの行動がやはりいろんな面で楽ですね。
by HOKUTEN (2011-10-09 00:44) 

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