2011-07-06 浅間嶺・浅間尾根 [アウトドア全般(登山含)]
山復帰。
東京都桧原村にある、浅間嶺・浅間尾根へ行ってきました。
「地図読み。読図と地形の実際と・ルート上での現在位置特定」と言うテーマで。
今回もスタッフさん同行です。
車で待ち合わせの後、払沢の滝の駐車場へ車を停める。
本来予定ならここからバスで数馬に行き、尾根を下り基調で行く算段だったのだが…、のんびりしすぎてしまって予定時刻に遅れ、バスを逃し、ここから数馬に向かう通常ルートになった…。(数馬でそれで良かったと思ったけれど…)
気を取り直して8時20分、払沢の滝登山道入り口へ。
ここから峠の茶屋まで登り、茶屋へは8時40分着。
そこでまず、現在位置の地形図標高を読み、高度計の標高を合わせます。
そこからは尾根をまたぐポイント等で地形図を確認して、現在どこにいるのかを示してみる。
浅間嶺展望台方面への分岐から展望台方面へに行こうとしたら、登山道の先に猿がいた。
平日で静かだからなのか、様子をじっと見ている。
山では余り関わりたくない動物の一種なので、無理に通って行くまでも無かろうと、展望台はあきらめる事にする…。
11時に浅間嶺休憩所。
「浅間嶺はどこなのじゃ?」と思うも、地形図では登山道が書いていない…。
案内標識を見ると、通常ルート以外に「浅間神社」の案内。
気になったので向かってみると、地形図にある「浅間嶺・903m」に到着した。
特にベンチもない普通の尾根道だったので、そのまま通過。
883mピークを巻く前に尾根をまたぐので、ここでも地形図確認を行う。
直前に地形図から読み取らないと判らない微細なアップダウンがあり、高度計と合わせての現地特定。
等高線860mラインでのこの尾根はここしかなく、高度計も860mであり、登山道と等高線のクロスポイントが現在位置であると特定できる。
合点がいった様子…。
911mピークを巻いて尾根道に続くはずが、登山道崩壊のため尾根に道が押し上げられていた。
尾根を振り返る。
左が通行止めの巻き道。
さすがに12時を回って空腹になってきた。
どこかのんびりと食事ができるところと探していたが、なかなか無い。
そこに「一本杉(一本松)」(どっちじゃい)と言う標識を発見し、930mピークという事で行ってみた。
しかし、山頂には標識と三角点以外何もなく、展望もないが、それでも突き当りで静かな山頂だし、腹も減ったので、12時20分、昼食休憩とした。
色々と地形図やらツェルト装備やらストックやらの話をしていたら、14時になっていた…。
撤収して行動再開。
まぁ、今回は地形図読みなので、行動としてはゆっくり目。
何となく解ってきているようなので、先行してもらう。
ダブルストックも慣れてきたようで、軽快に飛ばせるようになってきた(^^
サル石。
ちょっと探したけれど、そもそも猿の手形自体を知らないのでそこそこでスルー・・・(^^;
15時30分。
「数馬下」へ向かう分岐に到着したが、バスの時間を確認すると、20分後…。
ちょっと歩き足りないのと、このまま降りてもバスには間に合わずに一時間は待ちぼうけになるので、ここは行動続行!
順調に上り調子!?
数馬分岐も過ぎて、16時10分。「仲ノ平バス停分岐」まで来てしまった…。
数馬発のバス時間を確認。
17時17分発。
一時間あれば降り立てる予定なので、水分を摂って行動開始。
しかし、急な下り。
登りにこの道を選ばなくてよかったと思った…。
しかも、下山直前に登山道崩壊して道が付け替えられている。
時間が気になり、少し焦ったが、16時56分に「浅間尾根登山口」に降り立つ。
17時17分に西東京バスに乗り、そこそこ長い時間バスに揺られながら「本宿役場前」で下車。
払沢の滝駐車場にて荷物をまとめ、前回に引き続き瀬音の湯に入って汗を流して帰路へ。
ルート的にはのんびりコースなので、地形図などの勉強をしながらがいい尾根かも知れませんね。
とはいえ、以下は時間と標高のグラフ図で、水平状態は止まっている状態です。
昼休みが長いですけれど、結構ちょくちょく止まっています…。
その行動を示すものがこれ…。
トータル8時間48分中、MovingTime(行動時間)3:45…。Stopped(休止時間)5:03って・・・(^^;
まぁ、学習時間ですわ…。
地図読みという目的はあったものの、楽しい山行をありがとうございました。
(17時まで山の中…。良く遊んだぁ…。)
以下は「轍」によるGoogleMapトレースです。
東京都桧原村にある、浅間嶺・浅間尾根へ行ってきました。
「地図読み。読図と地形の実際と・ルート上での現在位置特定」と言うテーマで。
今回もスタッフさん同行です。
車で待ち合わせの後、払沢の滝の駐車場へ車を停める。
本来予定ならここからバスで数馬に行き、尾根を下り基調で行く算段だったのだが…、のんびりしすぎてしまって予定時刻に遅れ、バスを逃し、ここから数馬に向かう通常ルートになった…。(数馬でそれで良かったと思ったけれど…)
気を取り直して8時20分、払沢の滝登山道入り口へ。
ここから峠の茶屋まで登り、茶屋へは8時40分着。
そこでまず、現在位置の地形図標高を読み、高度計の標高を合わせます。
そこからは尾根をまたぐポイント等で地形図を確認して、現在どこにいるのかを示してみる。
浅間嶺展望台方面への分岐から展望台方面へに行こうとしたら、登山道の先に猿がいた。
平日で静かだからなのか、様子をじっと見ている。
山では余り関わりたくない動物の一種なので、無理に通って行くまでも無かろうと、展望台はあきらめる事にする…。
11時に浅間嶺休憩所。
「浅間嶺はどこなのじゃ?」と思うも、地形図では登山道が書いていない…。
案内標識を見ると、通常ルート以外に「浅間神社」の案内。
気になったので向かってみると、地形図にある「浅間嶺・903m」に到着した。
特にベンチもない普通の尾根道だったので、そのまま通過。
883mピークを巻く前に尾根をまたぐので、ここでも地形図確認を行う。
直前に地形図から読み取らないと判らない微細なアップダウンがあり、高度計と合わせての現地特定。
等高線860mラインでのこの尾根はここしかなく、高度計も860mであり、登山道と等高線のクロスポイントが現在位置であると特定できる。
合点がいった様子…。
911mピークを巻いて尾根道に続くはずが、登山道崩壊のため尾根に道が押し上げられていた。
尾根を振り返る。
左が通行止めの巻き道。
さすがに12時を回って空腹になってきた。
どこかのんびりと食事ができるところと探していたが、なかなか無い。
そこに「一本杉(一本松)」(どっちじゃい)と言う標識を発見し、930mピークという事で行ってみた。
しかし、山頂には標識と三角点以外何もなく、展望もないが、それでも突き当りで静かな山頂だし、腹も減ったので、12時20分、昼食休憩とした。
色々と地形図やらツェルト装備やらストックやらの話をしていたら、14時になっていた…。
撤収して行動再開。
まぁ、今回は地形図読みなので、行動としてはゆっくり目。
何となく解ってきているようなので、先行してもらう。
ダブルストックも慣れてきたようで、軽快に飛ばせるようになってきた(^^
サル石。
ちょっと探したけれど、そもそも猿の手形自体を知らないのでそこそこでスルー・・・(^^;
15時30分。
「数馬下」へ向かう分岐に到着したが、バスの時間を確認すると、20分後…。
ちょっと歩き足りないのと、このまま降りてもバスには間に合わずに一時間は待ちぼうけになるので、ここは行動続行!
順調に上り調子!?
数馬分岐も過ぎて、16時10分。「仲ノ平バス停分岐」まで来てしまった…。
数馬発のバス時間を確認。
17時17分発。
一時間あれば降り立てる予定なので、水分を摂って行動開始。
しかし、急な下り。
登りにこの道を選ばなくてよかったと思った…。
しかも、下山直前に登山道崩壊して道が付け替えられている。
時間が気になり、少し焦ったが、16時56分に「浅間尾根登山口」に降り立つ。
17時17分に西東京バスに乗り、そこそこ長い時間バスに揺られながら「本宿役場前」で下車。
払沢の滝駐車場にて荷物をまとめ、前回に引き続き瀬音の湯に入って汗を流して帰路へ。
ルート的にはのんびりコースなので、地形図などの勉強をしながらがいい尾根かも知れませんね。
とはいえ、以下は時間と標高のグラフ図で、水平状態は止まっている状態です。
昼休みが長いですけれど、結構ちょくちょく止まっています…。
その行動を示すものがこれ…。
トータル8時間48分中、MovingTime(行動時間)3:45…。Stopped(休止時間)5:03って・・・(^^;
まぁ、学習時間ですわ…。
地図読みという目的はあったものの、楽しい山行をありがとうございました。
(17時まで山の中…。良く遊んだぁ…。)
以下は「轍」によるGoogleMapトレースです。
HOKUTENさんの登山って、雪山の行程もそうですが、夏山の行程もガジェットをうまく利用したハイテク登山ですよね。ダブルストックということなので両手にデジ物を持っているわけではなさそうなので、どんな装備で登っているのか興味あります。
by as (2011-07-15 20:37)
地図を読めるってスゴイなぁ、と思います。
昔、払沢の滝まで行って、その後1人でこのあたりの山を歩いたコトがあります。
どこをどう歩いたのかさっぱり覚えていません^^;。
登山道を歩いていましたが、途中で迷ってないか不安になり、偶然会ったおじさんに
道を聞いたりしました^^;。
by sakamono (2011-07-15 23:31)
>asさん
ちんどん屋状態です…(^^;
ショルダー右肩部にGPS。
右胸ショルダー部に携帯。
左胸ショルダー部にコンデジ。
水分補給は即座に飲めるハイドレーションシステムと言うやつです。(ザック内水筒からチューブが出ている物)
流石に手には機器類は持ちません…。
>sakamonoさん
地形図も独学です。
必要に迫られると覚えるものですが、実は小学生の時から地形図を見て、等高線の形状に板を切り出して立体にしたりしていたので、地形図は本当に抵抗が無いのです。
よほど複雑な地形でない限り、パッと見て立体に見えますよ。
他のスタッフさんも同じと言っていたので、そう見えると楽しいですよねって話で盛り上がりました。
普通は難解に見えるようですね…。
by HOKUTEN (2011-07-16 00:04)
GPS買おうかどうか迷ってます。
安くて良いのが見つからなくて・・・
by 袋田の住職 (2011-07-25 14:49)
>袋田の住職さん
こちらはいかがでしょうか。
http://tka.jp/
英語版ですが難しくは無く、単語だけ覚えるだけです。
地図も同包の物と、紙地形図から起こしたものもあり、地図は日本語になります。
カシミール・マップカッターでも自作できますが…。
by HOKUTEN (2011-07-27 04:09)