SSブログ

映画「岳」 [雑記 ・ 独り言]

久しぶりに映画を見てきました。
有名な?「岳」。小栗旬が主演のです。
山のものとしては色々と言われていますが、リアルを追求したものではないのですから娯楽として楽しんできました。

山ヤから見て「ありえなぁ~い」は突っ込んでも楽しくなくなるだけなので、単純にどうだったかというと、「面白いんじゃないでしょうか」という感想です。

山での撮影はCGを極力排し、35mmフィルムでの奥行き感、色の再現性もあって映像としても最高でした。
あれ見て、山に行ってきました…(^^;

ま、期待通りには晴れなくて、稜線にまでも達せずでしたけれど…。





一応、まだ公開中なのでネタバレはしません。
ただ、山に実際に登っていると「これはないなぁ」という部分があったりするので、見た人がそのまま「山ではこんな事をするのか」と思われないといいがなぁという部分はありました。

その他は漫画として、登るのが早いとか、遭難者発見に遠眼が利くのか?とか、超人三歩の描写がありますけど、それは原作漫画でも同じですからね。
そこを突っ込むのは物語をつまんなくさせると思います。
007だって、あんな便利な道具や超人的肉体を持った人はいないですからね。

ただ、私自身が小栗旬の印象が強く残っているものがあって、「獣医師ドリトル、鳥取先生」だったので、どうも「一度口に出した言葉は、消せないぞ」とか、術後、心臓マッサージで「戻って来い!」っていうセリフが頭をよぎるシーンがあったりして…(^^;



先に書いたように映像は綺麗です。
個人的には二度見もありかなと思います。

描写としては風が変わる瞬間など、「解る!」というものもあるので、この辺りは自然に触れていないと理解しにくいかもしれませんが…。

泣けるかというと、全く評価が割れるでしょうね。
泣きたいなら、予告編の西田敏行と犬の映画、「星守る犬」でしょう…。
予告編でやばかった…(^^;

マジ、西田敏行って役者は・・・って思う。





えっと、主人公の三歩のセリフ、「また、山においでよ」

漫画で用いられているよりも違和感のない部分で語られているので、いいセリフだなぁと素直に思えました。
原作よりいいな、この映画。



その言葉に連れられて山に行って来たので、それはまた後日…。


コメント(8)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

コメント 8

銀狼

やはり小栗旬と長澤まさみが出てる映画というのが話題なんでしょうね。
山の映画では、前に堤真一が出ていたクライマーズ・ハイというのが面白かったです。
(山というより新聞社の内情を描いた映画ですが…^^;)
by 銀狼 (2011-05-23 21:23) 

okko

映画館にはでかけられないので・・・・いずれ、テレビに下りてきたから、是非見たいと思っています。
by okko (2011-05-24 17:34) 

arkstar

最近、邦画強いですよね。
この作品も気になってたりします。
雪山は、どうしても織田裕二のホワイトアウトを思い出してしまうのですが(^_^;)
by arkstar (2011-05-24 20:03) 

as

山を愛するHOKUTENさんには最高の一本ですね。でも予告の映像に、小栗君が山頂のお社がある小高い所にまで登って叫んでいるシーンを見たんですが、お社のあるところって登っていいのでしょうか?小さい頃「そこには登っちゃだめよ、山の神様がいらっしゃる神聖な場所だから」と言われてから、登ってはいけない部分だとばかりおもっていました・・・

by as (2011-05-24 20:54) 

きまじめさん

「岳」はテレビのコマーシャルで「山で捨ててはいけないのはゴミと命だ」といっているシーンが
印象に残っていました。
HOKUTENさんが山が恋しくなり登ってしまうくらい綺麗な映像、見てみたいきもします。
by きまじめさん (2011-05-24 23:57) 

HOKUTEN

>銀狼さん
う~ん、女性ファンとしては小栗旬でしょうけれど、長澤まさみはどうなのって言う話はよく聞きますね(^^;
映画の中ではいいと思いましたけどね。
クライマーズ・ハイは、どっちかと言うと山登りに例えているので山映画ではないですね。剣岳-点の記-の方が山映画ですが、史実っていうドキュメンタリーの様相ですしね。
アイガー北壁は結構マニアックだったらしいですが…、まぁこのくらいが見やすいですよ。
そうそう、ミッドナイト・イーグルも嫌いではありません。
山映画ではないですが、銀色のシーズンも、まぁ許せる範囲か…。


>okkoさん
出掛けられないのですか…。
最近はTV放送も早いので、そんなに間を持たずに見られるかも知れませんね。
地デジなら映像もきれいですし、映像を止めてじっくりと景色が見られます(^^


>arkstarさん
邦画、元気ありますね。
ホワイトアウトも渋いですね。あれも漫画です。異常な体力ですよね。
ホワイトアウトやミッドナイトイーグルをドラマとして見られるなら、岳も十分面白いんじゃないかとは思うのですが…。


>asさん
お社に上がっていましたか?石版と言って山頂部にある丸いものだとしたらあれはその場所からみられる山とかが書かれているものです。登っても平気でしょう…。
HPで予告の映像を見たのですが、社ではなかったと思います…。
最高の一本ではないですねぇ…。DVD等で手元にあってもいいかなとは思いますけれど、ぜひとも手元に残しておきたい映画、と言う訳ではないですから…。


>きまじめさん
そこも結構重要なシーンですね。
山の映像がよくって、久し振りに雪山に行きたくなったと友人が言っていたのですが、そうなの?程度に思っていたのです。
雪山の景色に一度でも魅せられて雪山に登った事のある人なら、きっと今まで見てきた景色とだぶったり、憧れていた景色に触発されるんじゃないかと思います。
ヘリからの空撮、穂高からの夕映えの雲海。
実際に見たくなりますよ。
まぁ、ガイドさんが殆ど見た事がないと言っていい景色と絶賛するくらいだったらしいので、山に行っておいそれとは見られないのですが…、山に行きたくなりましたねえ…。
特に今期は私の中に雪景色が足りていない…。
by HOKUTEN (2011-05-25 01:00) 

宙太郎

> 雪山の景色に一度でも魅せられて雪山に登った事のある人なら、
見てないですが、このコメント見ると「お~!!」っとなるのでしょうね、、、
私が夕暮れとか夜に「リスクの低」雪山トレッキングをする気持ちと同じ描写が、「岳」の10巻のエピソードにありました。
10巻のどこら辺か忘れましたが「岳 10巻 ウェハース」でぐぐったら同じ気持の人のブログが出ました。
私もその気持ちを大事にしたい、その内気が向いたら記事にしたいと思ってます。

by 宙太郎 (2011-06-03 13:00) 

HOKUTEN

>宙太郎さん
「お~」ってなりますよ。凄いもん。映像が。
しかも銀幕サイズですから圧倒されますよ。
「岳 10巻 ウェハース」。なるほど。
5千メートルは高すぎるけど…、キンと冷えた空気や風の音、光の色や輝き。
居るだけでいいって言う充足感。
満足。そうね。満たされているって事、状態。
街ではまずないよね。足りないものや欲しいものばかりになるから。
多分、そう言う事なんだろう…。
by HOKUTEN (2011-06-10 17:07) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。