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パソコンのメンテナンス方法 [パソコン四方山]

今回はパソコン内部の機能を使ったメンテナンスと、Microsoftがサイトで公開しているスキャンを使ったメンテナンスを紹介します。

もし、購入後大分経っていて一度も「デフラグ」や「レジストリスキャン」をしておらず、不調な場合は試してみる価値はあります。

私自身はフリーのソフトを使って「キャッシュ」の削除もしているのですが、ソフトを使う場合、ある程度判っていないと危険なので、今回は正式に用意されている機能を使用&紹介致します。
(とはいえ、Microsoftのデフォルトで用意されているものも一部で不具合が出ている様子なので、データのバックアップは取って置く等、一応対処して置いた方が無難です。)



ではまず、準備としてですが・・・、以下は小一時間かかるので、時間のある時に・・・。

第一行程。
デスクトップ画面から「マイ コンピュータ」をダブルクリックして、ハードディスクで右クリック。
ダウンメニューから「プロパティ」をクリックします。







「プロパティ」ウィンドウ内の「ツール」を選び、エラーチェック枠内の「チェックする」をクリックします。







「チェックディスクのオプション」のチェック欄の全てにチェックを入れて「開始」をクリック。



「再起動の後、チェックを開始します」と言う案内が出るので、ウィンドウを全て閉じ、「スタート」から「再起動」を選ぶと、立ち上がり時に「チェックディスク」のプログラムが作動して、スキャンを始めます。

これは、使用環境やディスク容量によってスキャンの時間が異なります。
小一時間はかかるものと覚悟をして、洗濯やちょっとしたお出掛け前、昼寝前などに行う事をお勧めします。
途中停止やキャンセルは出来ませんから・・・。





無事に起動したら、次の作業に入ります。
第二行程。
「インターネットエクスプローラー」を立ち上げて、Windows Live OneCare PC セーフティへアクセスして、「フルスキャン」をクリック。







以下の画面で「承諾」をクリックしてください。







「スキャンプログラムのインストール」を聞かれるので、「今すぐインストール」をクリック。







「セキュリティ警告」が出るかもしれませんが、発行元を確認のうえ、「インストールする」をクリック。
しばらく後に、スキャンプログラムの起動を聞かれてくるので、「スキャンプログラムの起動」をクリック。







「スキャン方法画面」で、「設定を変える」をクリック。







「プロテクト」欄内の「全体スキャン」のチェックをはずします



        ↓↓        ↓↓



この状態で、「次へ」をクリック。(なぜかと言うと、このウィルススキャンとスパイウエアスキャン、やたらに時間が掛かり過ぎるのでパソコン内にウィルス対策ソフトがあり、それを利用していると仮定して今回のスキャンから外します)







スキャン画面です。



スキャン終了後、結果確認画面になります。



何もせず「次へ」をクリックすると復元ポイントを作成して処理を行い、修復されて終了をクリックしておしまいです。





さて、もう一行程。

第三行程。
不要なものが消えたので、「最適化」。「デフラグツール」を使用して、データの効率的な並び替えを行っておきましょう。
(但し、こちらもデフラグをはじめると一時間程度はかかるので、その間パソコンの使用が無い時に行った方がいいです。)

まずは「チェックディスク」の作業と同じく、「マイコンピュータ」から「ハードディスク」のプロパティに入り、「ツール」タブに入ります。





今度は「最適化」枠内の「最適化する」をクリックします。

そうすると、「デフラグツール」と言うプログラムが立ち上がります。





通常は一番上のハードディスクをワンクリックで選択して、「分析」をクリックします。





分析が終わると下の画像のようにグラフが現れます。



赤い所が「断片化」したデータになるので、これが多い時は「デフラグ」を行います。
(やってからそんなに経っていないので、「必要ありません」とも出ているし、赤い所も少ない状態です)

このデフラグも、先に書いたとおり時間がかかるので、お風呂にでも入りましょう・・・。





さて、これで基本的なメンテナンスは終了です。
再起動して確かめてみて、おかしい場合は復元ポイントに戻り元の環境に戻します。

通常のメンテでは、第二・第三の行程を一ヶ月程度の間隔で行えば問題ない筈です。



一番簡単なメンテナンスだと思うので、紹介してみました。

最初に申しました通り、フリーのソフトもあります、私自身使っても居ますが、中には悪質なものがありますので、
判らないものは絶対にインストールしたりダウンロードをしないで下さい。
ソフト名もサイト先も記さないのは、検索でも結構危ういものが紹介されてリンクに引っ張られるのを防ぐためです。



以上、パソコン内にあるプログラムと、マイクロソフトサイトを使ったメンテナンスでした。


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コメント 7

as

MSにこんなソフトがあったんですね、知らなかった!!でもイマイチ信用できないんですが・・・(汗)私は毎週土曜日にデフラグ、データのバックアップ、最適化をしています。最初のうちはかなり面倒くさかったんですが、今ではスッカリ慣れて習慣としてメンテナンスをしています。小まめにメンテナンスをすると、PCもしっかり動いてくれて安心して使えますよね!
by as (2011-01-31 21:03) 

銀狼

私も、今のVAIOを購入してそろそろ1年経つのですが、
全く何もしてません^^;
もともとPCに疎いこともあるのですが、
やっぱりこういったメンテナンスくらいは自分で出来ないといけませんね^^;
by 銀狼 (2011-01-31 22:13) 

HOKUTEN

>asさん
MSにこんなサービスがあったのですよ・・・。
はっきり言ってウィルスとマルウェアスキャンは遅すぎて使い物になりません。
レジストリも怖かったのですが、今のところおかしくなった事はありません。
フリーのソフトでの検出と同じ程度なので、無難な処理をしていると思う(思いたい)。
デフラグは時々様子を見て、断片化率などを見ながら判断しています。
MSでも一部でデータ損傷があったと言う話しもあるので、バックアップをとってからって言うのは必須。
それはどんなメンテナンスでも同じですし、メンテナンスしなくてクラッシュしてもバックアップは必須ですから。
使っていれば「カス」が出てくるのは変わらないので、なるべく動作がいい状態で使いたいですからね。
なので、パソコン本体には出来るだけデータは残していません。
だから今でも(見れば判りますが)35GBのHDDで何とかやっていられるのですがね・・・(^^;



>銀狼さん
メンテはやっていた方が安定的に動いてくれますね。
まぁ、チェックディスクとデフラグは時々見ていた方がいいかと思います。
データの断片化はどうにも避けられないし、パフォーマンスの低下の原因にもなりますから。

フリーのソフトは便利ですけど要注意です。
「Microsoft公認まがい」のものがあって、えらい事になりますので。
ちなみに、危ないものの代表は「れじすとり・ぶーすたー(元は英語表記)」です。

右上にちょくちょく写っているのもフリーソフトで、「メモリークリーナー」です。
本来メモリ開放に使う用途ですが、CPU騒動状況を監視出来るので使っています。
これだとCPU使いすぎて動作がとまっているのか、エラーで止まったかが簡易的に判るので・・・。
by HOKUTEN (2011-01-31 23:47) 

arkstar

Windowsは「レジストリ」を使い始めてから安定~不安定~安定を繰り返してますよね。
起動する/しないはレジストリが全てみたいな所が有って、
その上各PC固有の状態になるので、メンテ時には苦労します(^_^;)
by arkstar (2011-02-01 20:36) 

HOKUTEN

>arkstarさん
レジストリが根幹になってますねぇ。
まぁだからこそ、何が入っているかでレジストリが変わってしまって個々のPCが別物の如くなるのですが・・・、そんな状態だからメンテをするのもオートスキャンでは無理があるわけで、あまり突っ込んで作業されても怖いし、甘いと変わらないと言うのもありますね。
ちゃんとやろうというのも大変です・・・。
初期セットアップすると驚きますよねぇ・・・。カスも常駐も何もないとこんなに軽いのかと。
まぁ、家具を入れていない部屋が広いのと同じか・・・。
by HOKUTEN (2011-02-02 00:23) 

sakamono

こんなコトがやれるとは知りませんでした。デフラグは定期的にやってましたが...
これ、時間のある時にやってみようと思います^^。
by sakamono (2011-02-05 15:42) 

HOKUTEN

>sakamonoさん
レジストリの不要エントリ。何もやっていない状態でスキャンして、検出された詳細を見られるものだとアップデートの残骸とか、アンインストール以外でもごみの生じているのが垣間見えます。
まぁ紹介しているものでも、本文中にも書いていますがバックアップは必須で。
ワンケア作業で一応復元ポイントは作成されますが、データはバックアップを。
無駄な読み込みが多い状態でしたら、少しだけ立ち上がりの改善を感じるかもしれませんが、基本的にはエントリ先の無いエントリを削除して、トラブルを防ごうって言うものです。
元々は98とか2000の低スペック時のCPUを無駄な負荷無くうまく使う為のものとも考えられますが、ごみは整理した方がいいと思うので・・・。
スキャンディスクは本当に時間を食いますし、この作業唯一途中キャンセルが出来ないので、時間のある時に・・・。
by HOKUTEN (2011-02-06 00:08) 

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