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'09 08/05 山梨・桂川 鮎友釣り [釣り(鮎の友釣り)]

およそ1ヶ月振り、シーズン二回目の鮎の友釣りです。
酒匂川も情報収集したのですが、増水状況が読みきれず、今回も桂川です。



今回は各所、橋の上からゆっくりと下流部の状況とポイントを見つつ、いつもの鳥沢エリアへ向かいました。


しかし・・・



状況説明をすると・・・、

予定の釣り場に着き、囮を購入。前回も入った流れを見てかなり面を食らった・・・。

一ヶ月前よりも明らかに流れは砂利で浅くなり、石も埋まっている。鮎は泳いでいるが圧倒的に数が見れない。
まぁここは夕方に鮎が出てコケを食むところではあるのだけれども・・・。

しかし・・・、どう見ても石に輝き(艶)がない。

夕方、ここはかなりの鮎が出て食みまくるので、いつもは石に光沢があるのだが・・・、今回は全く無い!

10分ほど近辺を見て迷ったが、今回は場所の移動を決意。
一気に下って四方津まで行く事にする。

そこは朝、橋から見た下見ではそこそこ鮎が光っていたのだ・・・が・・・。







ここは谷が深い。
まぁまぁ魚の気配はあるし、石もまずまずではある。



今回もSHIMANOの竿。



気に入っている訳ではない・・・。
型が小さければ十分なのと、使わないともったいないからだ・・・(^^;





釣りを開始するも、追う気配が全く無い。
朝は橋から食みが見れたが、今は全く魚影が無いのだ。
ともかく、最初に一尾までは長期戦になると思い、囮を弱らせないように糸を張らずに泳がせる・・・。



そうこうしているうちに・・・



お昼になってしまった。
半日を過ぎてまだ一尾も掛かっていない。

下に居た人が川から上がったので、午後は下手でやってみることにする。







昼を食べ、川見をすると・・・



瀬肩の石もいい色をしている。
下は瀬が続いているし、その下も気になる。



しかし、この桂川は水がきれい。
この透明度。鮎が泳ぐのも見える。
気に入っている理由のひとつ(^^



慎重に泳がせ、食みのあるところへ登らせる・・・。

水中で鮎が掛かり、キラキラと輝くと同時に手元に当たりが届く。

慎重に引き抜き、本日一尾目・・・。

ようやく囮が変わり、ほっとするが・・・、後がなかなか続かない・・・。



それでも状況は徐々に好転。ところどころで食みが見られるようになって来た。
群れ鮎も出て食む様になってきた・・・。



しばらくしてようやく二尾目。
追った感じではなく群れ鮎に入って事故掛かりっぽい。
しかし、こいつが元気に走って、竿の入って居ない遠めに出たと思ったら掛かった!

なかなかいい引きで、竿をタメながら引き抜くと、背掛りで飛んできた。



まずまずの型。二重追星っぽい良い色。
縄張り鮎でした。



しばし間が開き、小さいのが掛かる。



日が傾いてきた・・・。
掛かるペースは全く上がらない・・・。



目の前の石で食みが見える。
泳がせて登らせ、石の横に入れるが追わない。
浮く動きに時々追うのが居るので、竿をちょっと煽り、糸を張って底から20cmほど囮を浮かせる誘いをかけた・・・。

追った!

ほんの僅か一瞬間があって、掛かり鮎と囮がきらめく。
水が綺麗だからこその狙い撃ちというか、全てを見る事が出来るというか・・・。
何しろ、こんな感じ・・・。




目印の下で囮が泳ぐのが見られる。





見釣りは実際はかなり難しい。
見えている分、余計に引っ張ったり、焦って釣りが雑になったりする。
見えるという分魚の警戒心も強く、急な釣り人の動作で一瞬にして魚が逃げる。
見釣りでは、慌てず、騒がず、焦らずが、何処まで出来るか・・・。



続いて囮を上に泳がすと、その流れの筋の石に群れ鮎が食みまくって居る。
追う奴が居るのを期待して・・・、石を・・・越える・・・

追え!!

キラキラっとジャストタイミングで目印が飛んだ。
狙い通りの一尾。



時計を見ると時間は18時。
最後のチャンスに完全に一番鮎になっている奴を見つけた。
他の野鮎を追いまくっている。

囮を送り、一旦奥に泳がせてそのエリアに引き入れる・・・。
縄張りの主は他の野鮎を追って留守だ。
と・・・


縄張り鮎が後方50cmからダッシュして突っかかって来た!!

会心の一尾!


ところが、真後ろから突っかかって掛かってしまい、仕掛けが絡んでバラシ・・・。

痛恨の・・・



そして時間切れ・・・。



本日の釣果は7尾。
ツが抜けないとはいうものの・・・、しかし、見釣りでかなり楽しんだのも事実で、状況なども鑑みれば満足でしょうね。





さて、次回は釣れ始めた酒匂川で天然遡上を狙いましょうかね・・・。
そして、久慈川も遠征したいな・・・。


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コメント 3

きまじめさん

鮎釣りのことはよくわかりませんが、
川の風景写真が、美しくて、素敵です。
by きまじめさん (2009-08-15 22:14) 

sakamono

石についている藻の様子を見て、鮎のいそうな場所が分かるというコトですか。
鮎釣りの人が、そういうところを見て釣っていたとは知りませんでした。それもスゴイなぁ。
キレイな鮎ですね。スイカの様な香りがするのか...
by sakamono (2009-08-16 14:32) 

テレマーカー

>きまじめさん
これ、全て携帯カメラです・・・。
そのままだとちょっと厳しいので、マスクをかけて調整しています。
この川の中でもここは谷地形で結構いい場所ですよ。
この場所の桂川って、下りちゃうと完全に日常からドロップアウトしちゃいます・・・(^^;


>sakamonoさん
はい、珪藻の具合で鮎が居るかどうか判ります。
それは彼らの主食ですから、食み跡すらなければまず居ないです。
石の輝きというか・・・、鮎の友釣りではそういうのを見て居ますよ。ただ、深くて見えないところとか、流れが急で見えないところもあるのですがね・・・。
こういう綺麗な色の鮎はスイカというか、きゅうりというか、食物(珪藻)を食べているせいでしょうね。そういう匂いがふっとします。
いい条件だと、川からもするんですけどね・・・。
by テレマーカー (2009-08-19 22:26) 

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