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登高シールのメンテ 前半(シールがベタベタ) [テレマークスキーの道具]

白馬・鑓ヶ岳で、実はシールのトラブルが発生していたのです。
コルに上がる時、スキー板をデポ。その際、シールが乾くようにと「板に張ったまま」上に向けていました。 当日は快晴で直射日光は暑いほど。
カール底はほぼ無風と言う、ほって置けばどんどん暖かくなる状況でした・・・。
そんな所にシール張ったまま、しかも上に向けていたら・・・ねぇ・・・。
判りそうな事をやってしまいました・・・[ふらふら]



べっとり粘々と、板にシールの糊が・・・。
リムーバーも、ZIPPO OILも無いのでそのまま滑ったのですが、とりあえず湿雪だと雪団子にはならなかったので助かりましたが・・・。

DSCN0743.jpg

ひどいもんでしょ。
両板この有様・・・。

帰宅後、板の方は普通にワックスリムーバーを使ってこのデロデロは取り除けましたけど・・・(--;

実はこの糊、10年ほど使いっぱなし。途中粘着力が落ちて足した事はあるのですが、ここまで酷くなった事はありませんでした。
当時のアセンションのは優秀でしたね。今はどうなのかな・・・。



で、ここまでなってしまうとシールの糊自体がもう終わってしまっているので、一旦剥がし、グルーを塗り直します。

で、用意するのはシールとスチールスクレーパー。
あと、一応ZIPPO OIL。
それと塗る場合はグルーも用意しますが・・・。

OILはスクレーパーに糊がこびりついた場合に除去するので使います。
殆ど使わないかも知れませんし、使う場合、火気には十分注意で・・・。



加水分解が進んだ糊なので、まず広げると・・・

DSC_4451-500.jpg

ベトベト・・・。


こいつをスチールスクレーパーで削ぎます・・・

DSC_4454-500.jpg

これ、普通のメンテで剥ぐには電熱のコテでやると柔らかくなって剥ぎやすいのですが、もう、これはネトネトしているだけなので取れる取れる・・・。

これを根気よく、1.6m×2本。


剥がすと。

DSC_4458-500.jpg

元の生地が見えていますね。
ほぼ、剥がれていますが、生地に浸み込んでいる分少し糊は残っています。

キッチンペーパーをくっつけて、アイロンなどで暖めるともっと剥がしやすくなります。

後はグルーを塗り、乾かします。



が、今回はここまでで、保管します。

今塗っちゃうと、夏の暑い時期を越してまた粘々になっちゃうので・・・[たらーっ(汗)]

この続きは、次シーズン初滑りの準備をする時位に・・・。


続く・・・。


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コメント 4

袋田の住職

これから夏に向かうこの時期にこそ来シーズンへの準備は怠りなくということですね。
by 袋田の住職 (2008-06-15 20:41) 

テレマーカー

袋田の住職さん、こんばんは。
来期への布石ですね。今やっておけば次は塗るだけですから。
夏は高温多湿になるので、その間の保管準備もしないといけません・・・。
夏をどう越すかで来期のコンデションが変わってしまいますからね・・・。
by テレマーカー (2008-06-15 22:28) 

ハイマン

今から準備
流石ですね!!!
by ハイマン (2008-06-15 23:46) 

テレマーカー

ハイマンさん、こんばんは。
今から準備と言うわけでもないです・・・。片付けの一環ですよ。
いや、シーズン後の後処理と言うべきか・・・。
この作業のあとは簡単なのですが、時間を食うんですよ。だからやっておいた方が後々楽なので・・・。
それに、粘々しているのはほんと、気になりますから・・・。
by テレマーカー (2008-06-16 03:34) 

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