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’07鮎シーズン。終漁。 [釣り(鮎の友釣り)]

今季の終漁となりました。

土曜日、富士川へ行くつもりだったのですが、金曜日の深夜に降雨。そこそこまとまった雨だったため、増水と水温低下が見込まれました。
河川のテレメーターを見ても、予定水域上流部で20cmの増水。
この時期の雨は水温を下げて活性を落とすだけだろうと、釣行そのものを断念し、今期の鮎、終漁宣言を致します。



さて、竿にワックスをかけ、友カンを車から降ろして仕舞わなくては・・・。

友船・・・。


クーちゃんが遊んでもいいように水道水洗浄。アルコール消毒をしておかないと・・・。





夏は去り、川から人が減り・・・、静かになった川の中では、きっと、鮎達が次世代への命を繋いで居る事でしょう・・・。





鮎は年魚です。



産卵の後、命が絶えてしまいます。
(つまり、一瞬鮎と言う魚は存在しなくなるのです・・・。卵が孵化するまで・・・。これって、生命の存続にとって、とってもリスキーで、賭けに近いと思います・・・。)







冬前、孵化した幼魚は暖かな海に一旦下り、桜の咲くころ、川を目指して集まってきます・・・。


川を遡り、コケを食み、大きくなってくる6月。



今年居る命ではなく、次世代の鮎たちの、命輝く季節・・・。







その時まで、さようなら・・・。


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コメント 16

piano

鮎ってはかないのですね♪
これからつり道具はくーちゃんのおもちゃになるのかな?(笑)
by piano (2007-10-21 06:27) 

okko

面白い、というか神秘的ですね、魚の生涯って。
さあ、体力トレーニングのあとは・・・・・スキーにワックス塗って、シーズン到来を待つばかりですか!
by okko (2007-10-21 08:46) 

がぁこ

鮎のシーズン、本当に短いだなぁ、、って改めて思います。
でもそれだけにみんな今か今かって待ち遠しいんでしょうね~。
命がけで次の世代に繋げてると思うと感動しちゃいますね♪(・v・*)
by がぁこ (2007-10-21 10:53) 

袋田の住職

この時期、しっかり産卵してもらって、来年の大量遡上を願いたいものです。
by 袋田の住職 (2007-10-21 21:11) 

HOKUTEN

pianoさん、こんばんは。
はかないですね・・・。
一年と言う短い命・・・。これが耐えることなく氷河期から続いてきたと言うのだから・・・。
これから友船はまたクーちゃんの、ケージと居間との「渡し舟」ですね・・・(^^;
by HOKUTEN (2007-10-21 22:31) 

HOKUTEN

okkoさん、こんばんは。
神秘ですね。
日本の魚。特に淡水魚はその経緯が地球気候によって出来た物が多いですから・・・。
高山植物のような経緯もあったりとか・・・。
スキーの金具を確認して、保存用に塗ってあるワックスをはがして・・・、ブーツの点検。
後は雪を待つばかり・・・。
by HOKUTEN (2007-10-21 22:37) 

HOKUTEN

がぁこさん、こんばんは。
鮎の一生ですら一年。川に遡上して、川で生活すること半年。
鮎釣りの多くの人は6月から9月一杯ですから、10月~5月は長いです・・・。
10月までやって、短く待って半年。そりゃお祭り騒ぎになるでしょうね・・・。
その、お祭りのあとは寂しい物です。
釣り氏も居なくなり、鮎も居なくなります・・・。
by HOKUTEN (2007-10-21 22:43) 

sakamono

鮎が海に下るとは知りませんでした。鮎のシーズンが終わって、道具を手入れするさまに、なんだかしみじみしたものを感じます^^;。
by sakamono (2007-10-21 22:47) 

HOKUTEN

袋田の住職さん、こんばんは。
産卵して、孵化まで、増水とか泥が被るのだけは何とか免れて欲しいですね・・・。
泥を被っちゃうと卵が死んでしまいます・・・。
今年は特に被害があった場所は河川工事が入りそうですから・・・。
久慈川も土砂が入ったところとか・・・、酒匂川だと、あの旧十文字橋の架け替え工事ですね・・・。
心配の種です・・・。
by HOKUTEN (2007-10-21 22:48) 

HOKUTEN

sakamonoさん、こんばんは。
稚魚のうちは、栄養の豊富で餌も沢山あり、暖かな海に一旦下って成長します。
春には、更に栄養がある珪藻を食べる為に川へ遡上してきます。
氷河期、餌の少ないこの時に、川での珪藻(食べ物)を確保する為に、縄張りを形成するに至ったと云われています。
実際はどうなんでしょう・・・。
でも、川から海に下る魚は意外と多いんですよ(^^

道具をしまうと・・・、行く季節の寂しさはありますね・・・。時の流れと言うか・・・。
スキー終了とはぜんぜん違う感情が、そこにはあります・・・。
by HOKUTEN (2007-10-21 22:57) 

moonrabbit

大きな仕掛けで鮎を捕るニュースとか見ると、
そんなに捕って大丈夫なのかなぁと、何時も心配してしまいます。(^^;
by moonrabbit (2007-10-21 23:48) 

ぱむ

なんだかしみじみしますねぇ。一瞬鮎がいなくなる、って、ちょっとドキッとしました。
クーちゃんは友船が戻ってきて、うれしい時期かな?(^^)
by ぱむ (2007-10-22 00:06) 

HOKUTEN

moonrabbitさん、こんばんは。
今の時期の鮎はあんまり捕るとね・・・。純放流河川で海に下れない川ならある種、仕方がないとは思いますが、天然遡上がある川でやりすぎると・・・。
釣りキチ三平の中で、簗漁師の極意を伝える場面の言葉は今でも残っています・・・。(実在の人物がモデルで、取材したそうです。)
「極意とは、例えどんな事があっても、その魚を根絶やしにしないと言う信念。それこそが簗漁における極意だ。」
釣りではそこまでは先ず釣れませんが、思想としては持って居たいですね・・・。
by HOKUTEN (2007-10-22 00:32) 

HOKUTEN

ぱむさん、こんばんは。
最近になって気がついたんですよ・・・。「孵化しなかったら・・・?」って。
常に同じ川に遡上する様でもないので、隣の河川で打撃があっても、回復はしてゆくのでしょう・・・。元に戻るには何十年と掛かるでしょうが・・・。
鮎って、やっぱり神秘の魚ですね。そして、はかないなぁ・・・。
クーちゃんに、お気に入りが戻ってくる季節ですね(^^
by HOKUTEN (2007-10-22 00:37) 

きまじめさん

鮎の一生、興味深く読ませていただきました。
鮎のシーズンも終わって、クーちゃんお気に入りの友舟、返してもらえるのですね。
クーちゃん、またもぐりこむ場所が出来てよかったね。
by きまじめさん (2007-10-22 22:53) 

HOKUTEN

きまじめさん、こんばんは。
釣りをして居ればこそ、ですかね・・・。
魚自体に興味を持ち、習性を知り、魚の事を知って、生息環境に興味が行く・・・。
フライフィッシング的思考と、故西山氏が言っていましたけどね。
クーちゃんのお船。もうじき戻りますよ(^^
by HOKUTEN (2007-10-23 00:34) 

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