真面目に撮ると難しいデジタルフォト [写真]
ここ最近になって、ちょっと真面目にデジタルフォトを勉強しています・・・。
デジタルで撮るのが難しいって思う事って、普段はそれほど思わないのではないでしょうか。なんせ、撮った後すぐに映像は確認できるし、ダメだと思ったら消して撮り直せるのですから、それこそネガよりも簡単に思えちゃいます。
だけど、真面目に撮ろうと思ったらやたらと難しい事に気が付きます・・・。
簡単な図を、ちょっと勝手に載せちゃいますが、こんな感じです。
簡単に言うと、デジタルは明るさに対して映像化する範囲が狭くて、黒くつぶれやすくて白く飛びやすいんです。
ネガフィルムだったら明るくても色が出ていた絵が、デジタルでは白く飛んでしまう事もあるのです。
ポジでの階調整は６絞りちょっとといわれ、デジタルでは５絞り程度といわれています。
ポジに比べても一段位は狭いのです。
ネガだったら・・・、８～１０とも言われています・・・。
と言う事は、ポジ撮影よりも実は露出はシビアなんですね。
ポジでは、０．３段変わると違う写真になると言われていますが、デジタルではもっと差が出てしまうと言うことです。絞りかシャッタースピードのセットは今は大概０．３段刻み。ダイヤル１ノッチです。
で、真面目にマニュアルで狙って撮ろうとすると、１ノッチしか操作が出来ないので、撮影カット数枚撮る時に日が変わる屋外である場合、露出を揃えると言うのがとっても難しいのです。０．２段とか０．１段で設定出来ないといけないと言うシビアさになっているのです。（普通にオートで撮るのだったらカメラが無段階で制御するので関係ないですけどね）
これ、Ｄ１００、Ｄ７０ｓと使ってきて、とっても苦労しました。スナップではマルチ測光のオートが多いのですが、白系の色を飛ばさないように撮ると暗部はつぶれるし・・・。マニュアルだと、ピーカンに合わせたまま撮ってて、ほんのちょっと日が陰ると露出不足でって・・・。
Ｄ２００になって、少し広がったのかなぁとは思います。
あと、マルチパターンオートが優秀になりました。ｊｐｅｇで撮っても「おいおい・・・」って言うカットが激減しましたね。
はっきり言って、オートでこれほどまでシビアな露出をここまで制御しているのですから、凄いです。
が、真面目な写真を作ろうとするとやっぱりＲＡＷで撮って調整と言う事になりそうです・・・。
階調が狭い分、やっぱりパーフェクトではないですから、どうしても調整が必要です。
（ＲＡＷの現像も、真面目にやると大変です・・・。白は白に、グレーはグレーに調整するのって・・・時間が掛かる・・・）
まぁ、普段の写真はこんなに気を使っていませんけどね（＾＾；
あと、１０００万画素クラスのカメラは気をつけましょう。
０．００５ｍｍのブレはpixel上に残りますので、パソコンで１００％拡大なんてやったらブレがわかります。が、実際プリントしても全然出ないですけどね。半切にでもプリントしない限り平気です。
で、まぁ、デジタルって便利だけど、真面目に勉強してやるともの凄く厄介なデジタルフォト、と言う真面目なお話でした・・・。
（ってか、勉強してみたら大変だったって言う愚痴みたいな記事でしたね・・・（＾＾； ）
デジタルで撮るのが難しいって思う事って、普段はそれほど思わないのではないでしょうか。なんせ、撮った後すぐに映像は確認できるし、ダメだと思ったら消して撮り直せるのですから、それこそネガよりも簡単に思えちゃいます。
だけど、真面目に撮ろうと思ったらやたらと難しい事に気が付きます・・・。
簡単な図を、ちょっと勝手に載せちゃいますが、こんな感じです。
簡単に言うと、デジタルは明るさに対して映像化する範囲が狭くて、黒くつぶれやすくて白く飛びやすいんです。
ネガフィルムだったら明るくても色が出ていた絵が、デジタルでは白く飛んでしまう事もあるのです。
ポジでの階調整は６絞りちょっとといわれ、デジタルでは５絞り程度といわれています。
ポジに比べても一段位は狭いのです。
ネガだったら・・・、８～１０とも言われています・・・。
と言う事は、ポジ撮影よりも実は露出はシビアなんですね。
ポジでは、０．３段変わると違う写真になると言われていますが、デジタルではもっと差が出てしまうと言うことです。絞りかシャッタースピードのセットは今は大概０．３段刻み。ダイヤル１ノッチです。
で、真面目にマニュアルで狙って撮ろうとすると、１ノッチしか操作が出来ないので、撮影カット数枚撮る時に日が変わる屋外である場合、露出を揃えると言うのがとっても難しいのです。０．２段とか０．１段で設定出来ないといけないと言うシビアさになっているのです。（普通にオートで撮るのだったらカメラが無段階で制御するので関係ないですけどね）
これ、Ｄ１００、Ｄ７０ｓと使ってきて、とっても苦労しました。スナップではマルチ測光のオートが多いのですが、白系の色を飛ばさないように撮ると暗部はつぶれるし・・・。マニュアルだと、ピーカンに合わせたまま撮ってて、ほんのちょっと日が陰ると露出不足でって・・・。
Ｄ２００になって、少し広がったのかなぁとは思います。
あと、マルチパターンオートが優秀になりました。ｊｐｅｇで撮っても「おいおい・・・」って言うカットが激減しましたね。
はっきり言って、オートでこれほどまでシビアな露出をここまで制御しているのですから、凄いです。
が、真面目な写真を作ろうとするとやっぱりＲＡＷで撮って調整と言う事になりそうです・・・。
階調が狭い分、やっぱりパーフェクトではないですから、どうしても調整が必要です。
（ＲＡＷの現像も、真面目にやると大変です・・・。白は白に、グレーはグレーに調整するのって・・・時間が掛かる・・・）
まぁ、普段の写真はこんなに気を使っていませんけどね（＾＾；
あと、１０００万画素クラスのカメラは気をつけましょう。
０．００５ｍｍのブレはpixel上に残りますので、パソコンで１００％拡大なんてやったらブレがわかります。が、実際プリントしても全然出ないですけどね。半切にでもプリントしない限り平気です。
で、まぁ、デジタルって便利だけど、真面目に勉強してやるともの凄く厄介なデジタルフォト、と言う真面目なお話でした・・・。
（ってか、勉強してみたら大変だったって言う愚痴みたいな記事でしたね・・・（＾＾； ）
![[レジスタードトレードマーク]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/219.gif){kind=small}
Core![[トレードマーク]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/215.gif){kind=small}
vPro
、ワタシもデジカメの難しさに悩んでいるくちです。
使い捨てカメラの方が、気持ちの上ではらくです。
白く飛ぶ・・・って経験しています。難しいことはわかりませんけど、デジタル・マクロにして、光線を選択してから普通に撮ってみたら、その方が正解でした。
絞りって、5ぐらいに合わせるといいんですか？
かえって、無邪気にシャッターを押せませんね。
by okko (2007-05-30 09:34)
ラチチュードの狭さはデジタルの泣き所ですね。
デジスコで使うコンデジなんか、炎天下ではどうにもなりません。
by みつなり (2007-05-30 11:46)
ｏｋｋｏさん、こんにちは。
この場合の数字はカメラの数字とは直接関係していないので、絞りを５にすると言う事ではないのですね。
例えば外で、日の当たった白と日陰の黒の色の差の範囲が仮に「１０」あるとしたら、デジタルカメラで絵に出来る範囲は「３」程しか無いと言うことなんです。当然日陰の黒いのを撮るとグレーより明るいのは真っ白になってしまって何だか判らなくなります。ネガフィルムだと「５～７」までの範囲ですから、同じ様に日陰の黒いのを撮ると明るいのは白く飛んじゃうけれども、グレーはちゃんと写っています。と言う感じです。
なので・・・、コントラストの強くない光線を選んで撮れるなら、デジタルの撮り方としては正解です。
まぁ、余り気にせず消して何度も撮れるので無邪気にシャッターを切ってください。フィルムより撮影が難しくなったのですから、どんどん撮ってその中で良いのを探すと言う方法になったのだと、気軽に構えて良いと思いますよ。
by HOKUTEN (2007-05-30 15:02)
みつなりさん、こんにちは。
コンデジのほうがラチチュードが狭いですよね。ほんと、ピーカンではどうしようもありません・・・。
晴れ渡る空での運動会なんて最高なんですが、撮影する側としちゃあ最悪です・・・。アップの絵はＤ２００クラスならＦＰ日中シンクロで何とかなりますが、引きの絵はどうしようもありません・・・。人物に完全に露出を合わせるとグランドが白く飛んでしまって、まるで雪原運動会です・・・（＾＾；
by HOKUTEN (2007-05-30 15:30)