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雪崩れ事故、相次ぐ・・・ [社会 ・発言 ・ニュース]

15日午前10時半ごろ、北アルプス針ノ木岳マヤクボ沢で雪崩が起き、山スキーをするために歩いて登っていた2人パーティーが巻き込まれた。県警ヘリコプターで救助され、東京都小金井市、会社員*(34)は左足を骨折、東京都調布市、会社員男性(34)は左腕打撲の軽傷を負った。



18日午後零時20分ごろ、富山県立山町芦峅寺(あしくらじ)の北アルプス・立山連峰の雷鳥沢で雪崩が発生し、数人が巻き込まれた。男性3人が救助され、県の消防防災ヘリコプターで病院に運ばれたが、1人が死亡した。長野県白馬村の34歳の男性とみられ、富山県警が確認を急いでいる。



15日の「北アルプス針ノ木岳マヤクボ沢」は、信濃毎日の記事によると
「大町署によると、雪崩は山頂に近い標高2620メートル付近で発生し、幅約30メートル、長さ約200メートル。現場付近には30−40センチの新雪が積もっていた。
軽傷の男性は「自分たちの足元から雪が切れ、表層雪崩が起きた。雪に埋もれたまま流されていたが、途中の段差でジャンプしたようになった際、空中に体が出てようやく息ができ、止まった時も雪の上に出た状態になった」と話した。
現場近くにいた別のパーティーが雪崩に巻き込まれる2人を目撃し、携帯電話で警察に通報した。」



18日の「北アルプス・立山連峰の雷鳥沢」は、東京新聞の速報では
「病院によると、ほかの2人は富山県高岡市の無職*(65)と、同県氷見市の無職*(65)。*さんは右脚を骨折する重傷。*さんは全身を打撲するなどして軽傷。
県警は3人のほかに巻き込まれた人がいるとの情報がなく、雪崩が再び起きる危険もあることから同日午後3時過ぎ、捜索を打ち切った。
富山市と長野県大町市を結ぶ立山黒部アルペンルートが17日に開通したばかりで、付近にはスキー客やスノーボーダーらが50-60人いた。
死亡した男性は6人のグループでスノーボードに、*さんと*さんはほか2人とスキーに来ていたという。」
(*は記事中は本名記載。ブログでは省略いたします。)



今夜も気温が低く、降雪がある様子。南岸低気圧によって北風が寒気を引き入れています。
本ブログでの平標山ツアーは気温が高くて粗目でした。
それ以後冷え込んでその表面がアイスバーンと化しているのが想像されます。
実際、八方尾根の時も数センチ下は粗目層だったので、積雪が増えれば・・・。

今後しばらくは雪が不安定になりそうです・・・。
これからは降雪よりも、粗目になって早く落ち着いてもらいたいです・・・。
(友人が明日、北アルプス入り。無茶はしないだろうけど・・・。)

あと、この南岸低気圧によって、富士吉田では2cmの積雪。
何年か前の、重い雪で葡萄棚の被害が在った事が思い出されます。



この時期の降雪は、色々と気になります・・・。



2007/4/19 19:30 追記
針ノ木岳・マヤクボ沢についての、救助に当たられた方のブログがありました・・・。
http://emotoyuji.blog60.fc2.com/blog-entry-195.html


時々同行している「信州山遊びねっと」のHPでも、写真が公開されています。
http://www.webnagano.jp/photo/rengedake10.htm


針の木で怪我をされた方の、早期の回復を願っています。

雷鳥沢で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。


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コメント 2

宙太郎

地元阿蘇山に昨日雪が積もりました今年一番だそうです。
最近思うのが、戦争で人類が滅ぶ前に天候不順などの連鎖が原因で人類が衰退していくのではないかと本気に思ってしまいます。
by 宙太郎 (2007-04-19 17:29) 

HOKUTEN

宙太郎さん、こんばんは。
実際のところどうなんでしょうね。天候不順がきっかけで食糧不足になり、飢餓に陥った国が増えた場合にどう選択するのか、でしょうか・・・。
その先は全くの不明です・・・。

気温の上昇線から言って、日本だと私たちの孫くらいにはスキー場くらいの標高では雪が降らなくなるのでは、と聞いた事があります。「昔の遊びは雪と言うものが降って、こんな事をした・・・」なんて語り、スキーは博物館入り・・・なんて事になるのかもしれませんね・・・。
by HOKUTEN (2007-04-20 01:51) 

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