SSブログ

'07 03-04 平標山スキーツアー [06-07 スキーシーズン]

平標山へ、テレマークスキーに行ってきました。



NIKON D200  Ai-AF Nikkor 24mm F2.8 ISO400 1/4000 sec f5.6  +0.3EV  圧縮RAW WBオート



当初予定は苗場側から入り、平標山を登頂。西ゼンを滑降して毛渡沢、土樽に降る予定であった・・・。



さて、今回は私を含めて4名でのツアー。二台に分乗して現地合流、土樽側で車中泊をするが、全然寒くない・・・。それどころか、今回用意したシュラフが-26℃対応のナンガのものだったので暑くて目が覚めてしまった。未明の気温が土樽で、なんと6℃!
この時期にプラスの6℃である・・・。

朝も全く寒いはずも無く、予報では四月並みに気温が上がると言う。暑さ対策が必要そうだ・・・。



で、朝、土樽側下山口に車を一台デポをして、途中コンビニに寄って入山地に向う。

今回の出だしのウェアリングは、薄手のメリノウールの上にLWの半袖Tシャツ。
ウールのパンツの上にオーバーパンツ。アンダータイツは無し。
佐渡山では寒かったが、保温と速乾性重視の組み合わせ。今日は汗対策が必要だろうと・・・。
もちろんザックの中にはウールのシャツと、防寒着。オーバーヤッケがあるけど。

スキーはSuperStinx167に、G3アッセント。クリスピCXA。
予定コースがコースなので、一応アイゼンとピッケルを持つ。



出発が8時前位。登り始めはしばらくは別荘の道。別荘終点から林道となり除雪も無くなり板を履く。雪がとても少ない。ここの辺りで50cm位だろうか・・・。三日前くらいに降ったであろう雪が3cmくらい乗っている程度・・・。



林道を上がる事、およそ一時間で登山道分岐。風が無くてとても暑い。日差しは今のところ雲が多く弱いが、気温がかなり高めだ。ガンガン水分補給が必要だ。

そこから、沢ずたいの登山道をしばらく上がり、稜線に上がる尾根に進路を変えて、その尾根を登高する。

登りはやはりツアーモードが強い。踵の上がりも抵抗が無く、キックターンがノーマルケーブルビンディングよりも特に手早く楽に行える。

尾根を上がってゆくと、先行者に追いついた。長く休憩を取っていたようだ。

尾根の終点、稜線着が10:30。
しばし休憩の後、登高する。

稜線から振り返る。



au W42CA SXGA 1280×960 FINE



山頂まで、あともうちょっと・・・



au W42CA SXGA 1280×960 FINE



しかし、稜線上は陽射しと高気温で表面に水分が浮き、ここに来てもの凄くシールが重くなった・・・。





そして、オープニングでの写真の通り、登頂。11:20頃。
一応、標高差985mで・・・、四時間か・・・。ま、下の林道歩きが一時間もあるから・・・。

さて、西ゼン方向は・・・。

雪が少なすぎます。。。

核心部は滝なので、埋まっていないかも知れません・・・。

また、気温が高くてシュルントに落ちるか、全層いってしまうか・・・。

余りにもリスキーな状況なので、今回はキャンセル。また今度の機会にトライである・・・。



ちょっと風が出てきた。

では、戻りますか。



友人の滑り。



平標山の滑降

NIKON D200  Ai-AF Nikkor 24mm F2.8 ISO400 1/6000 sec f5.6 +0.3EV  圧縮RAW WBオート

青空で、撮影にはなかなか良い条件でしたが、雪の条件は・・・。

すが入ったシャーベット状の雪で、突然板が沈んでブレーキが掛かったり、シュカブラの跡がゆるゆるに解けて波乗りのような状態に・・・。板の挙動が落ち着きません。



稜線のオープンバーンを、天気だけは気持ちよく滑降。
小屋手前の尾根に入って下るものの藪藪・・・。
加えて、三日ほど前に降った雪がべたべたになって来ていて、ターンするごとにカタツムリ状の団子が転がってゆく・・・。しかも転がって大きくなって50cm程のも・・・。
まるで雪だるまが転がって行くようだ・・・(危険)

更に、この5cm程の新積雪が、時々プチ雪崩っぽく落ちる。重くて遅くて、斜度も無いから止まるが、斜度によってはちょっと気をつけたい。

更に・・・、沢ではないのですが一箇所雪解けした水が流れる場所があって中が空洞となっていて、一度、いきなり落ちました・・・。また、滑っているすぐ後ろに穴を開けながら滑ったり・・・。

雪が薄い(積雪が少ない)です・・・。



藪藪の降りを何とかこなし、登りでも見ていた広い沢のところに出た。



NIKON D200  Ai-AF Nikkor 24mm F2.8 ISO400 1/6400 sec f5.6 +0.3EV  圧縮RAW WBオート

ここで、余りにも温かいので、昼寝でもしようかってくらい、長い休憩。



その後、長い林道を降って、当初予定の横断ではなく、往復ツアーは終了。温泉に入っての帰りとなりました。



しかし・・・、湯沢の近辺の南面は、ほとんど雪がありません。市街地は全く無いです。
岩原が頑張ってリフトが動いていますが、客が少ないです・・・。
雪があるスキー場が限られている為、確実に雪のあるスキー場は混みあってそうですね。例えばあそことか・・・。
早くに雪の消えているスキー場からは・・・悲鳴が聞こえそうです・・・。



帰りは早めに出たのですが、大渋滞。短く終わりそうなスキーシーズンで、人出が集中したようです。

ホント・・・、今季は残雪期があるのかなぁ・・・。


コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

コメント 14

ムグ

友人の滑りの写真!
格好いいですね!
今年はどこも雪が少ないようですね。
四国では菜の花が咲きまくり、
早咲きの桜が咲いちゃったりしています。
スキーヤーには辛い暖冬ですね・・・。
by ムグ (2007-03-06 06:59) 

okko

あるところには、あるんですね。
今年スキー場は損をし、ゴルフ場は得をしたとか・・・
キモチよさそ~~~!
by okko (2007-03-06 10:15) 

dalfour

こんにちは!
途中から山頂までご一緒させていただいた一人です。
この日は本当に暑かったですね。
シーズン後半という感じで今年は早く終わってしまいそうですが、まだまだがんばっていきましょう!!
by dalfour (2007-03-06 15:16) 

おがわよ

おぉ!テレマーカーさんもW42CAだったのですか
私も仕事柄、先日購入しました、防水・防塵性能に期待してます
見た感じ、雪が少なそうですね~
こっちでは、つくしが生えてました・・・ 2週間ぐらい早いですね。
by おがわよ (2007-03-06 21:22) 

HOKUTEN

ムグさんこんばんは。
撮影の条件としては、天気は良かったのですが・・、雪が良くなかったです。
花は一ヶ月くらい早そうですが、元々の積雪の少なさで、まるで五月くらいの雪の量です・・・。
昨年に比べて、二ヶ月くらい早くに終わっちゃうかもしれません・・・。
by HOKUTEN (2007-03-07 00:08) 

HOKUTEN

okkoさんこんばんは。
あるところにはあるのですが、それでも少なくて予定の行動すら取れませんでした。このあたりの平均で2mは少ないのではないでしょうか・・・。

天気は良くって気持ちよく滑りましたよ。
by HOKUTEN (2007-03-07 00:10) 

HOKUTEN

dalfourさんこんばんは。
暑かったですねぇ。
この分だと、いつもは五月の連休コースなんかは道が開いていれば早めにと言う事でしょうか・・・。
もしくは・・・、東北方面に遠征でしょうかね・・・。
by HOKUTEN (2007-03-07 00:26) 

HOKUTEN

おがわよさんこんばんは。
W42CA、オートフォーカスを使うとのろすぎますけど、防水性と言う安心感はこう言った時に気楽で良いです。落としても壊れにくいと言うのも、とても気楽。
釣りで何度か川ポチャしましたけど、焦らないv(^^)v
大きさと重さはこの際我慢ですね。
筑紫が出てますか。この帰りでは極一部ですがフキノトウが出ていました。ここの場所で3月に出るなんて考えられないです・・・。
by HOKUTEN (2007-03-07 00:33) 

北陸のkita

やっぱ山はいいですよね。
HOKUTENさんの板と金具 カラーリングがいいですね
自分相変わらず3ピンで滑ってます。
先日、ケーブルビンディングの板をかりたのですが・・ テレマークで足をいれかえるときに、ケーブルやケーブル取りつけ部分が板やブーツに干渉して嫌でした。 ロックしておっとっととなるときも  特に小回り
 BDのO3なんかは良さそう。 ケーブルのテンション弱くてよさそう
踵のあがりどうなんだろう
by 北陸のkita (2007-03-07 00:46) 

HOKUTEN

北陸のkita さんこんばんは。
山は良いですね。特に雪山は。
この日は悪雪が予想されたため、プラ&ワイドとしました。
ビンディングの出っ張り部分の干渉はどうしようもありません。私も切り替え時にかなり足を閉じた状態になるので、カートリッジは傷だらけです。
足裏ケーブル式は、踵を引っ張る力が足底に沿って生じるので、踵の上がりに関しては「上がり辛い」と思いますよ・・・。
by HOKUTEN (2007-03-07 03:12) 

北陸のkita

足裏ケーブル式のことは以前も言われていましたね。
でもO3(O2も)ケーブルの張力が3種類選べます。 
先日、少し試乗させてもらったのですが。中間の強さのケーブルだったようですが、かなり柔らかい感じがしました。 ヒールレバーをブ-ツにとめる時、弱い力でもケーブルが伸びる?ようでした。 
試しにと乗っただけでしたが。 今思うともうちょっと歩いたり、良くチェックすれば良かったです。  
コブラR4(一番歩行より)よりは踵あがると思いました
by 北陸のkita (2007-03-07 10:27) 

HOKUTEN

北陸のkitaさんこんばんは。
スプリング、柔らかいのですね。
足裏から通すのだと、横に余計なパーツが出ていないので良いかも知れませんね。
ピポットポイントも思っているよりも前寄りなのかも知れませんし。
実際に履いてみないと判らない部分なのでしょう…。
@PHS
by HOKUTEN (2007-03-07 21:06) 

su-

Tシャツでも大丈夫なぐらい暖かかったんですね。
おつかれさんでした。ツアビンがかなり役に立ったようですが、
スリップ感って以前と比べてどうですか?ベチャ雪ではあまり
わからないかもしれませんが。
by su- (2007-03-07 22:08) 

HOKUTEN

su-さんこんばんは。
暑かったですよ・・・。もしかしたら昨年6月に行った白馬大雪渓よりも暑かったかも・・・。
まぁ、4月に行った浅草岳も、むちゃ暑かったけど・・・。
ツアービン、重量以上に軽く感じますね。でも、もっと軽量化をしようと企んでおりますが・・・。
スリップ、多少感じますかね。もっとも、コブラと比べてですけど。
と言うのは元々ハイクアップが上手くないので、コブラでもスリップしていましたし、アッセントのクライミングヒールの高さが丁度良くならないので、斜度がきつくなると、よりスリップしやすくなります・・・。ワイヤーも買ってあるのですが、付けると高すぎるので・・・。
おかげでコブラで直登出来た斜面でもジグ切ってます・・・。
ただ、それでも感じるツアービンのスリップ。対処法として、ツアーモードの歩きでは摺り足登高になるので、ただ雪面に板を乗せた状態になりやすく、スリップしやすくなるのだと思い、意識的に踏み込む動作を入れています。いわゆる「シールを効かせる」動作ですね。
簡単には、踵をクライミングサポートに当てる感じで歩いていますよ。
by HOKUTEN (2007-03-07 23:53) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。