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土用隠れ [釣り(鮎の友釣り)]

この時期、川の水温が上がり、川底の石に生えたコケ(珪藻)が茶色く腐り、コケを食んで居た鮎の姿がどこぞにか隠れてしまったかの様に見えなくなる、そんな様子を表した言葉である。

が、今年はどうした事か、「土用隠れ」どころでは無い。水温が順調に上がらないどころか、増水でコケが飛んで(洗い流されて)しまって居る。
適度の増水は古いコケを流し、新しいコケに変わる代謝を促すので良いのだが、降りすぎだ・・・。
ただ、全てが飛んで居なければ残りアカ(コケ・珪藻)を求めて縄張りを形成する。
場所を当てれば大漁のチャンスだ。

さて、土用以降の釣りは普段であれば泳がせ釣りが主体になるが、今年はどうだろう。
水温が上がって、コケを食めなくてはあの急激な成長は望めない・・・。
八月に入って、それから「土用隠れ」のような状況になりそうだ。
今年は遅くまで若い鮎が釣れるのかもしれない・・・。

(珪藻は栄養が豊富にあり、更に鮎の一日の摂取量はかなり多い。6月に15cmだったのが9月には30cmにまで育つのが居るのは、この栄養満点の珪藻を食べるからだろうという研究結果がでている。他の、例えばヤマメなどは一年で10cmの成長だと言われて居る。)


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